「白鳥白鳥の翼になるから。僕の翼でいてください」
1年前のブログ記事です。(長いけどお付き合い願います)
まずこの話を書くにあたり前現場の話も少し含みます、また少しイタイ話もありますのでご了承ください。
僕には、人生を変えてくれたアイドルがいます。
SECRET GUYZの池田タイキさんです。
彼のおかげで僕は自分自身と向き合う事が出来ました。
リリースイベントのツーショットのテーマでシンデレラポーズだった時に膝をついて「あなたをこれからも推していきます。」と言う忠誠のようなものを立ててきたんです。
しかし、ポーズ固定のため互いに膝をついてしまう形だったので完璧ではなかったのです。それが悔しくて、リベンジしたかったのにグループは惜しくも解散してしまいました。
そのツーショットから半年。
再び人生を変えてくれたアイドルに出会いました。二丁目の魁カミングアウトの白鳥白鳥さんです。
とある特典会の最中に白鳥白鳥さんに急に言われたのです。
「今度、跪坐くやつやろうね。タイキさんで出来なかったやつ。」
びっくりしました。Twitterで確かにツイートした事がありました。でもそれは言われた日より1カ月以上も前の話。何気ないツイートでした。
二丁魁の特典会はライブと違う衣装で行われる事がほとんどです。なので僕は雰囲気が似合うので「ウェディングの衣装でやりたい。」って話してその日は終わりました。
それから数日後。それを叶える日が突然やって来ました。対バンライブが終わりチェキを何枚撮ろうか迷って列に並んでいた時です。
颯爽と真横を通るメンバー4人。着ていた衣装はずっと待ってたウェディング衣装。
緊張しながら回って来た自分の番。
緊張し過ぎて「あれがやりたいです…。」しか言えなくて、「あれって?」って聞き返されたけど、跪坐いて手を差し出したら「あぁ!ずっとやりたかったやつ!」って言ってくれて、「じゃあこうした方がいいよね。」って衣装の裾をひらつかせてくれました。

「逆もしたいです…」と言って逆もやってもらいました。どうしても話した言葉があって、
「白鳥白鳥の翼になるから、僕の翼でいてください。」
言った時ハクさんは両手を握ってくれてたままでした。ハクさんも微笑んでくれて、周りにいたメンバーも聞いてたみたいでぺいちゃんは「素敵!」ミキさんは「嬉しい!」って言ってくれて、ハクさんに言ったけど4人に誓ったんだなって、感じました。
白鳥白鳥の翼になるのはあくまで翼の一部です。ハクさんを推している人が世の中にたくさんいます。僕はその中の底辺にいる人間だと思っています。
ハクさんの一番になりたいとは思っていません。
でも、
僕の中ではハクさんが一番なのです。
だからこそ今出来る精一杯の応援をしたい。だから翼になると言いました。
今日は、念願が叶ってから初めての現場です。今日も白鳥白鳥に翼を捧げる人間になりたいです。
この出来事から1年。
僕は再び白鳥さんに誓いをたてようと決めてました。
場所は、自宅から近い柏。この日に被ったのも何か神のいたずらかと思いました。
伝わるか分からなくて、メモで簡単に
「跪坐くので向かい合って手を出してください。」と書いて渡しました。
囲みとぺいはくを撮り終えて、ハクさんとツーショット。
ハクさんの目の前で跪坐いて、手を差し出しました。
元々身長差が激しくさらに低くなってしまったのに、「そうだ!あなたがこっちだね。」って言って少し屈んで手を出してくれて自然を見つめあっていました。いつもなら目を逸らしてしまうけど、ハクさんの熱意と僕の覚悟が目を離しませんでした。
なんかテンパって上手く伝えられなかったけど、ハクさんは
「去年と一緒だね!」って手をぎゅっと握ってくれました。
小さなオタクが大きなアイドルに誓った瞬間でした。
僕は初めて二丁魁のライブを見た時、見えるはずが無い翼を広げて歌う白鳥白鳥を見た時からこの人を追いかけたいって思ったんです。
翼が見える瞬間は、BUG IS LIFEだけだったけど、それからsee you next life 、鶴は千年亀は万年僕の数年が増えました。
この1年で色んな事が変わったけど、覚えてくれている事もあって…。
僕は上手く表現する事が出来ないし、人と上手く接する事も出来ません。好きな事はとことん好きで1度でも嫌だとか思うとずっと避ける。
白鳥白鳥ってアイドルはどんどん成長していてずっとアイドルでいてくれて、ずっと輝いてくれている。
どんな僕でも、変わる勇気を輝く勇気を与えてくれる。
だからこそ何度でも伝えたい。
「白鳥白鳥の翼になるから。
僕の翼でいてください。」