カエルのうた

こんにちは。こんばんは。
蒼夜です。

 

(2018年8月31日のブログの転載です)

 二丁魁ファンでない方がタイトルだけ見て思い浮かぶのは童謡だと思います。

 

二丁目の魁カミングアウトの楽曲には「カエルのうた」があります。
 正式名は「‪The frog in the well knows nothing of the great ocean 〜カエルのうた 〜‬」

 

この曲は、二丁魁のメンバー兼プロデューサー兼作詞家であるミキティー本物さんが家族の曲を書こうと思い書いた曲です。

 

 

「でもね 行き先さえわからずに
でもね やりたいことも決まらず
ふいに 理屈もわからずに 人を愛したんだ
いつか僕は話すんだもし生まれ変わることが出来たなら
来世で出会う大事な人に 『前世は最高の人生だった』と」

 

 

人を愛すってどんな感情なのか分からないし、正直自分は家族と一緒にいる事が苦手です。
家族は愛してくれているかもしれないけど、自分は愛してもらえなかったように感じていて、愛情のすれ違いがありました。

 

 ホームであるアイソでカエルのうたをやる時、2番の

「あぁ、あの人の名前なんだったっけ?忘れたくないのになぁ あ〜あ」

というぺいちゃんのパートで客席に向けてパフォーマンスを行う時があります。
大体は、客席にいるおなカマに向けてハグをする事が多いですが、ある日は客席に降りたりしています。

 

 

今日(日付変わっているので昨日)は、偶然にも最前の真ん中。カエルのうたが来るにはもってこいの場所でライブを見ていました。でも、カエルのうたをやる保証なんて無いからただただライブを楽しめたらと思っていました。
三原色カタルシスが終わった直後に流れるカエルのうたのイントロ。
冒頭の推しジャンするタイミングがずれるくらいびっくりしました。
楽しんでいる中での2番。
「忘れたくないのになぁ あ〜あ」
でミキさんに押し出されこちらへ向かって来るぺいちゃん。周りのぺいちゃん推しの人と一緒にハグしてくれた中に自分がいてなぜかシャツの襟で汗を拭いていきましたw
涙が溢れそうなくらいキラキラな笑顔でこちらを見る4人が凄くて、眩しくてライブからでも伝わる愛情がそこにありました。

 

 

特典会の時
「今日のライブ楽しかった?」
「いつもありがとう」
「頑張って!」
「大丈夫?」
「偉い!」

 

 

当たり前の言葉かもしれないけどこの言葉にもきちんと気持ちがこもって自分に向けて話してくれているのが嬉しくて……。
12歳の時に人生諦めて消えようと思っていた時に震災。それからバタバタしていたら中学生の頃いじめにあっても誰にも相談できず、ネットで知り合った人とやりとりする事が心の拠り所だったり、それでも限界を超えると使っていた音楽プレイヤーの充電器のコード首に巻き付けて締めていたりしていた。
高校生の頃は上手く馴染めないし自分は女の子じゃないなって確信に変わり始めて悩んで悩んで、まだ心が苦しい日々で夜1人で泣く毎日だった。アイドルと出会って、キラキラした世界だったけど、その世界のファンの人達は求めていたもの違っていた。
大学1年生、家から出られて1人になれて嬉しくて少し寂しかったけど自分の求めていたアイドルと出会う。自分自身と向かい合う事が出来た。学校は嫌いだったけど、生きるようになった。
大学2年生。今。大好きだったアイドルは解散。生きる価値を失って消えたいで頭がいっぱいになった時期もあった。そんな中、二丁魁と出会う。苦しい傷にしみる歌が痛くて痛くてたまらないけどそれが良かった。


二丁魁と出会ってから
愛を
自信を
自分と向き合う勇気を
もらいました。

これは今まででの自分じゃ絶対に手に入らないものでした。
自分の事は嫌いだし嫌われ者だと思っていたし、人と違うから人に好かれない。誰とも仲良くなれない。
と思っていました。
でも、たくさんのおなカマさんと出会って、洋服も意識するようになって……。

家族から貰えなかったものをたくさんたくさんもらいました。

だからここで伝えたい言葉は
「ありがとう」

カエルのうたの最後はこの言葉のコールで終わります。
「ありがとう!」で終わる曲って歌う側も聞く側も感謝の気持ちが相互作用しているからこそ成り立っている思います。

だからますますこの曲が大好きなんです!!!

曲を聞いて実際に感じて欲しいです。

 

カエルのうた【LIVE】@二丁目地獄より / 二丁目の魁カミングアウト - YouTube

それでは。
Souya

2018.08.30  カエル記念日🐸