大切な4つ目の宝物

〈GAY❹の感想なのでネタバレ含みます!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

1 アンハッピーバースデー

1/25品川ステラボールで聴いたアンハピの印象が強すぎて未だに受け止めきれていない。あと、MV見れない。(5/1見て崩れかけた)生死感とか色んな感情がぐるぐるしてしまう。

本当にいい曲で好きなんだけど、自分に突きつけると少し拒絶反応が出ちゃう感じ。受け止めきれない何かがある。

「生まれた理由なんて 誰も知らないはずだけど

生きたい理由なら 少しずつでも わかるような気もしたんだ」

この歌い出しから痛い。自分は「なんで生まれてきたんだろう」って思った時期があったり、親と喧嘩して「生まれて来なきゃよかった」って泣き叫んだ日があったから。その傷に触れたように感じた。

歌詞が全部自分に重なってしまう。ライブでこの歌い出しの時のミキさんと目があった時見透かされているみたいで固まった記憶がある。

2番の

「誰にもぶつけられなくて だから自分に何度もぶつけたんだ

気付くと痛みに慣れすぎて そんな痛みでは ビクともしない 

間違った強さを手にしていた」

本当に自分自身に色んな事をぶつけて感情が無くなって、悲しい事あっても辛い事があってもそれで心がどんなに傷ついても、泣けなくなって、それが「強くなった」って勝手に勘違いしていたなって。この影響で今もほとんど泣けません。悲しいのに苦しいのにその感情がうまく処理できないまま。

 

それでも

「触れられて始めて 生きたいと感じて

初めて1年の短さ大切さに気付く」

これは二丁魁のお陰で感じる事が出来た感情で。「生きたい」って思えるようになったから。そうなったら4人と作った思い出や時間はあっという間で。それが凄く大切な時間で。

「苦しかった日々も 孤独な時代も

あの痛みさえ忘れない。

だってそれは痛みの出口(さき)に

あなたが立っていたから。」

ミキさんは出口におなカマがいた事を考えて歌詞を書いたって話していたけど、僕は出口に二丁魁がいたからって感じました。

 

 

 

 

2 ボクの夢はお嫁さん

GAY❹の詳細が発表された時タイトルだけでズシンと来た。「きっとバラードで、やめすこ(病める時も健やかなる時も)の続きみたいな曲かな?」って思って。

MV見た時にインパクトとギャップにやられた。ピンク衣装でMVが凄い可愛くて、二丁魁好きになって最初に初お披露目に立ち会えた衣装がピンク衣装だったからその衣装でMVが出来たのが個人的に嬉しかった。

歌い出しの

「無邪気で純粋コドモと 物知り経験豊富オトナの

狭間にここ数年いる僕 こどもなの?オトナなの?」

色んな好奇心やオタク気質で知りたい事は調べるし、こういう事やりたい!って考えを持ってた小学生時代によく大人から「オトナだね。」って言われることが多くて。でも、そのまま歳を重ねてしまうと、同じことしても誰にも褒められたり「もっと考えろ」とか言われてしまう歳になってしまって。その点において自分は「こどもなの?オトナなの?」って思っていたのが重なった。

「何かのためだけに一生 かけてみるのも素敵な人生」

ってまさにオタクだから。アイドルに一生かけます。

 

 

 

 

3 鶴は千年 亀は万年 僕の数年

振りが凄く好きっていうかスタンドマイク良い…。

「繰り返す 365 達成感 何%?」

の「なんぱぁー」って歌ってるぺいちゃんがめちゃくちゃ好き。

あと

「君しか出来ない事がきっとあるはずさ」

の所で後ろのコーラスで歌い出しの英語の歌詞が聞こえるのが凄く良かった。

「生きてる声を今ここで聞かせて」

って歌詞がなんか凄く好き。

その後の

「長生きなんてしたくなかった

明日さえ見えなかった

想像すると怖かった

やりたい事なんてない

それでもやってみようかな

人が言う“生きる”ってやつを」

って歌う白鳥さんが力強くてライブで見た時もバグズ(BUG IS LIFE)みたいに翼が見えそうだなって感じた。ライブで白サイ焚きたい!って思った。

そのあとの

「聞こえる 見えてる 触れた感触ひとつ残らずに」

もいい。めちゃくちゃいい。なんか肯定してくれてるように感じる。

 

 

 

 

4 (1+1)×0=0

初めて聴いたのはCDの音源で。耳に入ってきたきまるくんの声が優しくて身体中に電撃走った。

歌い出しがミュージカルって感じた。ピューロランド。メモリーボーイズ。きまるくんメモボ出よ…。って感じた。

きまるくんだから表現出来たんだろうなって曲。あとサクライさんが作ってる曲だからブクガ(Maison book girl)さんみたいだなとも感じた。(だけど2マンでしかブクガさん聴いた事ない)

あと、この曲で好きだ!ってなったのは3:15のミキさん(これは色んな人に言ってるけど)

「どこかで生きているのに もう会えない人は

死んでしまったのと全然違う

そして それは 時に同じで

どこかで生きているのに もう会えない人は

死んでしまったのと全然違う

そして それは 時に同じだ」

ここの低音が好き過ぎて悶えた。耳に急に流れてきて身体中がゾワってした…。

あと。この歌詞を読んで言い表せない気持ちになった。生きてるって分かってても、もう会えない人って記憶の中では最後に会った姿のままで、今の姿を見てもそれは「別人」な気がして。

そのあとのきまるくんのパートで終わるこの曲は高音と低音のバランスが凄く良かったなって。聞けば聞くほど感じた。

 

 

 

 

5 see you next life

CD手に入れてサイン会までの間に歌詞読んだ時に一目惚れした曲。

「まさにこの人生 前世でエンドロール見ながら急いで

一人描いた粗い物語だ」

この歌い出しの白鳥白鳥がすごい。

あと、

「生まれた場所もこの体も変えられないのが運命でも 多少の不一致も受け入れてきた」

のきまはく

「きっとずっと昔 人類が誕生した時には決まってた

人として生きるには悩み争うのが運命」

のぺいはくでBUG IS LIFEの落ちサビ思い出した。

この歌詞読んだ時本当に衝撃で。僕は、FtMで生まれ持ったこの体も性別も今は変えることができない運命でその心の不一致を無理矢理受け入れて生きてきたからそれに当てはまりすぎて。

サイン会の時にも「何が良かった?」って聞かれた時に即答で「see you next life!」って答えたし翌日のFGLでも全く同じやりとりしたくらい好きな曲。

リリイベのライブで振りが見れなかったからちゃんと見たい。

 

 

 

 

6 ピンポンダッシュ

イントロからTheアイドルソング。多田さんって知って、大学にいるジャニオタに話したら「聴きたい!」って好感触。聴かせたら「これはもう多田さんだね。アイドルソングだね。」って。多田さんの曲聴いた事ある人が聴いたら共感する音。

ミキさんが初めて書いた恋愛の歌。恋愛に疎いけど、CDのぺいちゃんの

「ねぇでも君がいてくれたら

毎日がちょっと楽しくて笑っちゃうんだ

君は想像も出来ないだろうけど」

の歌い方が可愛い。恋する乙女。

あと、振りがめちゃくちゃ可愛い。もう天才。ミキさんが天才すぎる…。

この歌はミキさんとぺいちゃんの曲って感じがする。恋愛に関しての話は2人がする事が多いし。

 

 

 

 

7 an happy day

歌詞に惚れた曲part2。CD音源で聞いた時惚れた。

アイドルのライブのアンコール前に歌ってそうな曲って第一印象。

「四方八方 嫌なものに囲まれて動けずにいるんでしょ?」

って歌詞から傷口に塩。動いているつもりでも結局足踏みしているだけだなって…。

「本当は隅で壁に寄り添い 生きたくて深く帽子被って

いつも元気に笑っていても 本当はそうじゃない事

ねぇちゃんとわかってるから」

白鳥さんのパートなんだけど、傷に優しい温かさ与えてくれたなって…。いつも触れてくれる時みたいな優しさが歌に乗って優しく撫でてくれた。

「幸せな人達見て 消えたくなる

そんなこと誰にだってある事さ」

ここのみきはくがずっしり響いてきた。他人が幸せになっている事に妬んで消えたくなっている自分がいるのがバレてるみたいで。

「生きていたい時間と 生きたくない時間

終わる頃 生きていたい時間が勝るように

この先は君にだって素敵な日 待っている

いつだってそう願い生きるんだ」

今までの自分じゃ絶対に思えなかった感情だ。でも4人に出会えてもらった温かさがあったおかげで思えた感情。

「焦りも僻みもなく 大きな拍手送って

あげられるそんな人でいてほしんだ

そしたらさ 君がいつか本当に笑う時

大きな拍手を送ろう」

この歌詞読んだ時に、過去の自分自身に手を差し出して優しく抱きしめて、温かさとか愛情を与えてあげたいなって思った。4人からもらった温かさとか愛情を今の自分にも詰め込みたいけど、過去の自分にも分けてあげたいって思った。

 

 

 

 

この7曲がこれから先ずっと宝物になります。

よろしくお願いします!

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Good As Yesterday❹

2019.05.15